【25th】魔神英雄伝ワタル回顧録 其の7 ワタル2BDが届きました(終わりなき時の物語鑑賞)

 JRの脱線事故に巻き込まれ1日遅れたけど我が家にもワタル2のブルレイがやってきました。

 ほんとかわいいよね、この箱。真ん中の3人ちょうかわいい。1と並べてにやにやしてます。気持ち悪いとか言わないそこ。
 2を観始めると先が長いので、まずはこっちを。

 この作品を映像が綺麗なブルレイで観たい!と思ったのが購入のきっかけなので、それが叶って結構本気で感動してます。だって1993年の作品がブルレイで観られるんだよ…すごいよね…あっまた泣ける…(涙脆い年齢)
 以下、だらだらと感想…というよりわたしの心の声をだだ漏れさせているだけのテキストですので、広い心で受け止めてください☆

  • 第1話 救世主再び

 冒頭の翔ヒミデートがかわいいったら!翔ちゃん当初より間違いなくやんちゃになってるよね、でもそれがいい。
 またしても創界山に危機が訪れたので虎王がワタルを迎えにくるけど、そのシチュエーションが桜の木の下で再会ですよ。いや桜めっちゃ綺麗だよ…綺麗だけど男の子2人の再会のシーンが桜吹雪の中ですよ。別にいいけど。← ワタルったら虎に抱きつくかとびっくりしたわ。さすがに飛びついただけだったけど。いやそれもどうなんだ。
 で、創界山に来たけれど何故か虎が居ない。でも敵に追い詰められたら虎の声が聞こえるワタル。周りから見たら完全に不審。きっと皆「あいつまじ」って思ってると思う…口にしないだけで…。

 ところで龍神池のおじいさんてほんとに何者なんでしょうね。あのおじいさんも天部界から来たっぽいけど、うーん。

  • 第2話 天部界の嵐

 拳龍の勾玉を求めて天部界へ来たワタルと海火子。この2人だけっていうのも珍しいけど虎ワタとはまた違った雰囲気でヒコワタかわいいよヒコワタ。良い意味でヒコちゃんには遠慮の無いワタルなので、ずけずけ物を言ってヒコちゃんを困らせてる感じ。ヒコちゃんの方が大人ですな。

 天部界の皇子・四天龍王がムチでワタルの頬をぶった時は色んな意味でどきどきしました…いやごめんなさい。でも「跪け」と言われて「何も悪いことはしていないから嫌だ」とはっきり断るワタルはかっこいい。しかも、こんな扱いを受けてもちゃんと敬語なんだよね。そういうとこほんと良く出来た子だよワタル。
 拳龍の勾玉が手に入るという元聖山が「救世主が生まれる場所」でワタルの故郷だと判明。つまりワタルは天部界の者となるわけで。個人的にはこの設定ちょう萌える!!!!!天部界の救世主が神部界を救うんですよおおお!!!!この設定だけで1本書けそうだ…いや書かないけど。
 行方不明だった虎王を白龍馬が連れてきてくれましたが、えっほんと何処行ってたの虎王…虎王本人も自覚ないし…出てきた途端「ワタル会いたかったぞ!」だし。下の絵にわたしの妄想は微塵も入ってません。公式です。

 映像ではヒコちゃんの表情は見えないのですが、ブルレイの冊子にはヒコちゃんの表情が載ってました。スタッフ分かってんな…!ヒコちゃん特段驚くでもなくほんっとにふつーの表情です。多分もう諦めたんだと思います。重ね重ね申し訳ない。

  • 第3話 永遠の伝説

 救世主ワタルをこれでもかと堪能できる話となっております。魔界の化物すら戦えないほど瀕死になるとワタルは「殺しちゃいけない」と止めを刺さない。虎王としてはそれが若干歯痒いけどワタルのことを理解しているからそれ以上は言わない。こういう信頼関係がいいんだよねこの2人は。それにしても大暗黒龍の眼が怖い。ほんとに気持ち悪い。閻羅王って魔界の者のわりに正々堂々タイマン勝負好きだよね。
 閻羅王と剣の勝負をするワタルがね、まあとにかくかっこよくてですね、このシーンだけでいいから脳内HDDにダビングしたい。← 装備も服も切り刻まれてぼろぼろになるワタルだけど、自分のことより皆を守りたい一心で立ち向かうんですよ。自分を救世主だと思ったことはないけど、皆を守る為なら救世主として戦うと。ねえ泣いていいですか。もう泣いてるけど。
 だけど、実際に生身のものを斬ってその感触や剣に付着した血を見るとやっぱり「殺す」ことに徹しきれない。単に「魔界の者だから殺す」ではなく魔界の者であろうと「苦しみから助けたい」と思うのがワタルで、それ故に救世主なんだろうね。殺したくないと剣を捨てたワタルに襲い掛かる閻羅王に躊躇いなくワタルの前に立ちはだかる虎王がまたねーもうねー。ワタルの為なのは勿論だけど、それ以前に虎王は自分の命をあまり重く受け止めていない印象があるんですよね。魔界の者によって授けられた命だから失っても仕方がないと考えているような。これはわたしが勝手に感じているだけですが。それも虎王伝説の頃には変化がありますけどね。
 扉を封印することが救世主の最後の仕事だと言うワタル。虎王にここまで強く言うワタルって珍しい。虎王もそれを分かってあんな一芝居打っちゃうんだよね…。後で会ったとき絶対ワタルはこのこと怒っただろうなあと思うのです。でも虎王は怒られてる意味が分からないの。「ワタルが死んだら俺様が嫌だ」っていう至極単純な理由しかなくて。いやーでもこれワタルは辛いよ…トラウマなんてもんじゃないよ…。
 ラストの面影龍の桜が本当に綺麗。舞い落ちる花びらがハートに見えるわ…と思ってたらオーディオコメンタリーで同じこと言ってたw 以前にもちょこっと書いたけど、再会する2人がただ見つめているのが凄く好き。声を出すのも無粋なシーンですよねあれは。いいラストだったなあ。あの終わり方だからこそ綺麗に一区切りつけられる。

 この話はブルレイで人気第1位に選ばれたので田中さん(ワタル)伊倉さん(虎王)高野さん(海火子)のオーディオコメンタリー付きだよー!あまりにもどシリアスな話なので御三方ちょっと気まずそうというか気恥ずかしそうw沈黙が多いw 当時、ワタルチームが青山墓地で花見をしたという話で、麗さん「霊の皆さんがね」田中さん「え、ゲイの皆さん?」と空耳してたのに吹いた。sasamiumeもw そんな話をしてる最中にたまにふと映像を観てコメントする御三方ですが、虎王がワタルを白龍馬に乗せて手首を鬣に括り付けた時「あっ縛られた」って言うのやめてくださいw おまけに虎王が「身を投げた」ってちょw殺さないでください!w
 そんな御三方ともまたワタルしたいねーと仰ってくださっているのが嬉しいです。万が一その機会があればワタル虎王海火子の話を超絶希望します!!!!!やっぱりこの3人が好き。