ポポロ11月号/NEWSソロロングインタビュー VOL.2小山慶一郎
「全体的に間違ってないし、言いたいことも解るし、おかしな事を言ってるわけではないんですけど、何かむずがゆい事ないですか。解ってないわけじゃないけども、こう、何ていうか、奥の奥を見据えて語ってるというよりはもうちょっとしっかり奥底も掴んどけ!と言いたくなるような、でもそこが憎めないような、だからつっこみたくなるような。身近な誰それがスゲエヤツで、俺そいつに刺激受けてる的トークだとか、それを特に疑問も持たず恥ずかしげもなく言えてしまう人種。そして、そんな事を雑誌で言ってしまう詰めの甘さが可愛いっていうわけですよね。人の好意が上っ面であっても、心からの物であっても、素直に嬉しいと受け取ってしまうんじゃないかな、私らよりはずっと。それで計算とかも出来ないから、言った方がいいのか言わない方がいいのか解らなくて思ったまんまをするする語る。私らみたいに疑り深いのから見たら、薄く見えもするし、逆に薄く見えるけど本当に裏の裏がどうのじゃなくて、嬉しいって書いてる事は嬉しく思ってんだなあというのも見えるから、むずがゆくも可愛かったりイライラしたりするんでしょうね。ここで嬉しさ満面に出したらちょっとダメだなーとか、そういうストップがきかないタイプだね。」



・・・以上、ポポロを読んだ某友人が私に言った言葉です。当たりすぎでイヤだよ、あんた・・・。
まあ、薄いといえばアレですが、つまりは若さなんですね。大人の世界で仕事をしてきてるのでそこらの20歳よりは老成してるだろうとは思うし、グループ最年長という看板に惑わされがちですが、やっぱり全然若いですから。小山より多少長く生きてる身としては、色々と心配ゆえにもっと考えて行動せえよと思うわけですが、こういうタイプって別に適当にやってるわけじゃなくて、その場その場では本人超本気!なんですよね。悪気はまったく無くて。ずっと先を見据えるというより、今、目の前のことを、っていう。良くも悪くも、思考も言葉も希望も、とにかく全てが「真っ直ぐ」すぎるのだろう。カーブしろとは言わないけれど、突き進んでぶつかって怪我をしてへこんで立ち直ってまた真っ直ぐ進むだけの力を身につけないと、これからがしんどいぞ、と思います。先は長いんだからさ。
えらくうだうだ書きましたが、グラビアはいいと思うの。結構。多分。・・・それなりに。